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喰初寺 喰初寺は日蓮宗のお寺で、本尊は曼荼羅。 創建は文政年間(1816)に当時の黒羽藩の藩主・大関増業の姫が 重い病気にかかり、食事をとることが出来なくなった。 そこで、本尊・喰初仏(町文化財)に祈願したところたちまち快癒したことから、 小堂を建立して喰初仏を祀ったのが始まりと伝わっています。 以来、大関家の守護神として帰依され、寺運も隆盛した。 今では子どものお食い初めを祝う寺として親しまれている。 |
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那須温泉神社1 7世紀ごろ、狩野三郎行広が白鹿を追っていた最中に、 山中に湧く温泉を見つけたことに由来し、建立された由緒ある神社。 祭神は大巳貴命、少彦名命、誉田別命を祀る。 延喜式神名帳にも記載があり、貞観11年【869)には従4位下を授かっている。 |
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那須温泉神社3 本殿は慶長12年(1607)、那須資晴の建立。 拝殿右には九尾稲荷神社が建つ。 殺生石が九尾の狐を退治したという伝説にちなんだ神社。 こちらも商売繁盛、子孫繁栄、芸能成就などにご利益があるといわれている。 |
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殺生石 殺生石は九尾の狐を退治したという伝説が残る。 殺生石は周辺が溶岩でできており、有毒な火山ガスが常に出ており、 この辺りに有毒ガスがたまりやすく近づくことが出来ない。 園地にはこのほか、盲蛇石や千体地蔵などが見られる。 |
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那須湯本温泉界隈 鹿の湯の源泉発見後、次々と温泉が発見された。 那須湯本温泉は殺生石園地の鹿の湯から湯の川沿いに温泉が軒を並べる。 湯元鹿の湯は多くの温泉客で賑わっている。 温泉街には山津波の碑をはじめ、 弘法大師社、藤之稲荷社、龍神など辻々に出迎えてくれる。 |
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板室温泉神社1 創建は寛文2年【1662)、那須温泉神社の分霊を勧請したのが始まり。 板室温泉の開湯は伝承では平安時代までさかのぼるので、 温泉の守護神としての存在は既にあったと考えられる。 当時は黒羽藩領でしたが、大田原藩歴代藩主が庇護した。 |
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板室温泉神社2 拝殿には九尾の狐にちなんだ絵馬が奉納されている。 本殿は文政10年(1827)に再建されたもので、当時の板室温泉の有力者3人が寄進した。 江戸時代後期に建てられた神社本殿建築の遺構として市の文化財になっている。 |
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霞ケ浦常陸風土記を歩く会 | |||||||||||||||||
第16回 | |||||||||||||||||
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